函館観光ホスピタリティ ★ ノーススターの会

おもてなしと介護

BGM / さだまさし / 北の国から

 
☆ NorthStarの会 ☆ ぽらりすのひと ☆ おもてなしと介護 ☆ としえちゃんの絵 ☆ よっちゃんの書 ☆ よっちゃんの話
☆ 柳川熊吉と碧血碑 ☆ 新門の辰五郎 ☆ 勝海舟と渋田利右衛門 ☆ 古い手紙から ☆ 函館ステップ
  ホスピタリティと介護   会の初めに自己紹介した時 その人はバリアフリーの話を しかけて
      その場の空気を読んだのか それ以上 詳しく話しませんでした 
      でも おもてなしの考え方には ひとり一人 様々な姿があっていいと思います  彼女は看護士さんです
  以前 ラジオ放送で   青年海外協力隊に参加した人が  『アメリカ人の日常を見ていると考えさせられる』 と・・
      駅で身障者がホームの階段を上がっているとき  足早にその横を通り抜ける人が多いのは 日本も同じだが
      日本では手助けする時は ひと声をかけて 腕を取ったり 体をささえたりする  
      そんな時  自分が見た光景は 全く違っていた  後方から見守るように 最上段まで付き添うが
      登りきったとき 『ヤッタね♪』 と声をかける  すると相手も 『どうも!』 と笑顔を返す
      双方ハンデを意識しないことが すがすがしい でも 日本人の自分には 真似が出来ない と感じたと云う
  心のバリアフリー   2分間の自己紹介のなかで 物理的なバリアフリーではなく 
      心のバリアフリーの話をしようとしてやめたのかな ・・
  人が発する言葉よりも 呑み込んだ言葉のほうが気になります

  この夏 友人が旭川で倒れた   朝 よっちゃん から電話  『今 旭川にいる』   「なんでだよ」   『昨日 キミちゃんと 旭川に来て  ラーメン食った』
      『ホテルへ 向かう途中  胸が苦しくなって 旭川市立病院に担ぎ込まれ カテーテル治療を受けた』
      「それで 具合どうだ!」    『早かったので 助かった』
      「バカヤロ! なんで この暑いなか 一番熱い旭川なんか行くんだ ・・」   無事と判れば いつもの口調だ
  ポルコロッソ   三週間の後  よっちゃん (70) は元気になって 函館へ帰って来た
      紅の豚 のポルコロッソ みたいな体して 『程よく痩せたぜ!』
      後日 キミちゃん (60) から聞いた
      その時 何処に助けを求めるか 周囲を見渡してパチンコパーラーに飛び込んだ
      大正解 だった パーラーのスタッフは 救護の経験があり AED が設置され レクチャーを受けていた
      皆 手際良く動き廻り 救急車を手配して 往来に立って交通誘導したという 
      20分後  よっちゃんは手術台の上だった 病名 は心筋梗塞
      退院の際に 担当の医師から  『処置が早くて 良かったね・・』 だって
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函館かめらまん

2014/04/21